FUMONIN Hikaru's Artistic Days

Web投稿などで活動するアマチュア作家・小説家で、オケなどで活動するアマチュアのチェリストです。

方言は難しい

現在、「小説家になろう」にて「双剣のルード【Doppelschwert Ludwig】 ~剣聖と大賢者の孫はチートな魔法剣士だが世間知らずのいなか者~」という長編小説を書いています。

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 タイトルに入っている通り、主人公のルードヴィヒという少年は、ど田舎の出身ということで、方言をしゃべらせているのですが、私が小学校低学年まで住んでいた新潟県の魚沼地方の方言をメインに、県内の他地方の方言も混ぜながら作った創作方言みたいなものになっています。

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 しかし、やはり所詮は小学校低学年で私の知識は止まっており、聞けば意味はわかるのですが、しゃべるほうはまるっきりで、父、叔父・叔母や祖父はこうしゃべっていたなあと思い出しつつも、やはり標準語とちゃんぽんになってしまい、表記揺れが甚だしいことになっています。

 このため、既に書いた部分まで度々遡って修正する羽目になってしまいました。その労力がかなり大変で、いまでは激しく後悔しています。

 

 問題は、小説として、読者の方にちゃんと作者の意図が伝わっているかですが、今のところ反応はないです。そこは、何か感想でも寄せていただけるとありがたいですね。

 

 ちなみに、作中で使用している「~だっちゃ」は、某アニメのラムちゃんのパクリではなく、魚沼地方ではありませんが、実際に新潟県の一部地方で使用されているものです。作者は、実際にリアル「だっちゃ」を聞いたことがあります。

 他にもラムちゃんは「~け?」ということばを使用していますが、これも新潟弁ですね。作者の場合、ニュアンスをより近くしたかったので「~けぇ?」と表記しています。

 

 新潟弁の中でも、これは意味が通じないだろうなあと思われるもの。例えば「あちこたねぇ」(だいじょうぶ)や「みじょげら」(かわいそう)などについては、ルビをふるようにしていますが、書いているうちにやはりわからなくなってきました。

 そもそも、この言葉って放言だっけ? 標準語だっけ? とますます混乱するばかりです。(「だっけ」も方言?)

 

 ということで、作中の方言に関して表記揺れが甚だしいことについては、ご寛恕いた抱きたいところです。要は、それっぽい雰囲気が出ていればなあというあたりで、ご勘弁を…