以前にも予告した、公募版「双剣のルード」ですが、思ったよりも早く形になったので、締め切りまで時間があるものの、某公募に応募してしまいました。
およそ14万8千字、150ページとなりました。現状で、なろうで予約投稿している44万字は7,8万字くらいに圧縮というか、カットする部分を大幅にカットし、それに伴って登場人物も減らしたというか、減ってしまいました。
よく読み直してみると、カットした部分は、なんだか大河ドラマの総集編のような微妙な違和感が……。それに、後半部分も急ぎ足になってしまって、どうかなという感じがします。
全体として、考えていたストーリが手が込み過ぎていて150ページに収めるのに無理があったということと、物語のテーマがぶれてしまった感はあります。
本来は戦記物っぽいものなのですが、カットしてもなお恋愛要素が入り込み過ぎていまして、どっちつかずな感じです。しかし、恋愛要素を完全にカットしてしまって女っ気がほぼないというのも寂しいですよね。そのあたりのバランスが難しいところです。
ですが、これは仕方がないですね。私の力量不足ですし、成績の方も、ちょっと期待薄です。そもそも中途半端に流用してズルをしようとした時点で間違いだったのです。
Web版の方は、来年の年明けごろに突然戦記ものっぽくなって、後は公募版を流用するつもりですので、怒涛の展開スピードとなって終わります。なんともバランスの悪い話ではありますが……。
ということで、私の気持ちは、早くも次回作の方へシフトしつつあります。次はラノベというよりは、本格ファンタジーの公募を目指そうかなと思っておりまして、Webの方はルードが終わったらしばらくはお休みになってしまうと思います。お遊びで短編の一つ、二つは書くかもしれませんが……。