FUMONIN Hikaru's Artistic Days

Web投稿などで活動するアマチュア作家・小説家で、オケなどで活動するアマチュアのチェリストです。

「双剣のルード」の行末

 現在、小説家になろうにて連載中の「双剣のルード ~剣聖と大賢者の孫はチートな魔法剣士だが世間知らずの在郷っぺ~」ですが、なろうのフォームやツイッターで様々なご感想やご意見をいただき、大変助かっております。

 そこで大決断です。

 双剣のルードについては、一度大々的に再編成のうえ、秋ごろの公募に出したいと思います。どの公募に出すかは、恥ずかしいので言いません。

 ですが、問題が一つ……。

 なろう版では、小説情報に表示されているように、既に44万字も書いてしまいました。予約投稿は既に来年の頭まで埋まっています。

 告白しますと、来年までお読みいただいても、私が本来想定していたストーリーの半分くらいしか進みません。そこからお察しいただけると思いますが、改稿版では44万字を10分の1以下に圧縮する必要があり、今、泣きながらその作業を始めたところです。一度生み出した我が子をそこまでというのは、正直つらい……。

 そして、なろう版については、年が明けてから5~6万字くらいで終焉する怒涛の展開になるのかなと想像しているところです。

 それから、なろう版の反省と言い訳を言わせてください。

 この小説。はっきり言って、いわゆる「なろう系小説」になり切れていません。ストーリー展開が遅い、視点変更はダメ、群像劇はダメ……etc そういう意味では、どういう読者に読んでもらいたいかの想定ができておらず、書きたいことを書き散らしている感が満載です。

 それに、もともと公募などをあまり想定していなかったので、どういうことをどの程度の分量書くかという管理がなされておらず、簡単に言うと長編というよりは、連作短編、悪く言うと妄想の垂れ流しになってしまっています。これでは、ブクマが増えないのも当然ですよね。

 これから年内は、この作品はそういうものだと思って、ごゆるりとお付き合いいただけると良いかと……。

 最後に、ブログの読者様だけに、今後の章立てをこっそり教えちゃいます。

第10章 新宅の日々

第11章 リーゼロッテの長い一日

第12章 情報網

第13章 隠然たる庇護者

第14章 恋に落ちて

第15章 初陣

 鋭い読者の方は想像できるかもしれませんが、これから先、小説のヒロイン二人(リーゼロッテとコンスタンツェ)の視点に変わるという反則をおかします。そして、テイストも恋愛小説っぽい感じに……。

 第15章でやっと頭出ししていますように、この小説の本筋は軍記っぽいお話なのです。だって、現皇帝に逆らってシュワーベン大公を皇帝にするのがルードヴィヒの使命なのですから。

 そういう意味では、いかにストーリーが脱線しているのがわかろうかというものです。お恥ずかしい限りです。

 といいつつ、まだ書きたいアイデアはたくさんあって、フラグっぽいことも結構埋め込んではあるのですが、これを全部回収していたら、マジで100万字になってしまうので、ちょっとおあずけにして、これらは別な形で披露したいと思います。